未経験からのプログラマーがきつい理由&きつさを乗り越える方法

未経験からプログラマーになろうと思ってるんですけど、 「きつい」という話をよく聞きます。

具体的にどういった点がきついのでしょうか。 それと、きつさを乗り越える手法があれば教えてください。

今回はこのような疑問に答えていきます。

プログラマーになりたいけど 「きつそう」というイメージがあって、 不安を抱いている方が結構いるようです。 具体的に「どんな点がきついのか」が分からないと心配ですよね。

そこでこの記事では、未経験のプログラマーが「きつい」と言われる原因と、 「きつい」状態を乗り越える方法を紹介します。
この記事を読むと、未経験プログラマーのきつさは克服できることがわかります。

未経験からのプログラマーがきつい理由

きつい

ここでは未経験のプログラマーがきついと言われる理由を説明します。
きつい理由には体力的・精神的・技術的・金銭的といったいろいろな面があります。 ただし、これらのきつさには個人差(会社差)があることも頭に入れておいてください。

残業が多くて労働時間が長い

真っ先に残業が多いというイメージが来るかもしれません。

確かに残業はあります。 ですが常に残業があるわけではなく、 忙しい時とそうでもない時の差が激しいと言えます。

特に忙しいのはプロジェクトの納期前です。 納期前というのは、作ったサービスをリリースする前のことです。
この時期は長時間残業が普通で、休日出勤も十分ありえます。 (会社によっては月100時間以上の残業もありえます) さらに20代の若い方なら徹夜も経験することになるでしょう。

他に、月末や月初にはやるべきことがあって多少忙しくなります。

忙しい時期の残業の多さのイメージが強すぎるため、 いつも残業が多いような印象を持たれてしまいます。
実際のところは、リリース前は「本当に忙しい!」、 でもそれ以外は普通、という感じです。

24時間・休日も対応する

24時間

24時間・休日対応はインフラ系のエンジニアに該当します。 インフラの保守・運用を兼任しているプログラマーもこれに該当します。

ハードウェア障害はいつ起きるかわかりません。 起きたらすぐに対応する必要があります。
未経験からのプログラマーならインフラの監視業務などをやらされる可能性があります。 その場合は24時間・休日も対応することになってしまいます。

他に休日対応の必要な時は、サービスのリリース時です。
銀行がたまに連休日を利用してシステムの保守や更新を行っていますよね。 あんな感じで休日にサービスをリリースすることが多くあります。 その場合は休日対応する必要があります。 ですが頻繁にあるわけではなく、たまにですから、あまり気にしなくて良いと思います。

給料が安い

転職に関する情報が載っているブログやサイトなどで「プログラマーの給料は高い」 といった記事や情報を目にすることがあります。 確かに給料が高いプログラマーもいるのですが、 これはあくまで経験があって技術力があるプログラマーの話です。

未経験からプログラマーになった場合は、給料が低いのが普通です。
一部の有名大手企業を除いて、 ほとんどの会社は下請けとして業務を請け負っています。 2次受け、3次受けとしてマージンを抜かれた中から給料が支払われるため そもそも給料が低いという現実もあります。

さらに多くの会社はまだまだ年功序列ですから、 技術力が上がっても給料はなかなか上がりません。

特に会社のトップが営業出身等で技術について無知な場合、 プログラマーの技術力は軽視される傾向があります。 その場合も給料は上がりにくくなります。

デバッグ(エラー解決)に時間がかかる

デバッグ

プログラミングでやっかいなのがデバッグ(エラー解決)です。

経験を積むにつれてデバッグのコツがつかめてきます。 しかし未経験からのプログラマーの場合は経験が浅いため、 デバッグにかなり苦労します。 一つのバグを潰すために数時間や丸一日費やすこともあり、 そうなると技術的にも精神的にもきつい思いをすることになるでしょう。

ある程度自分で調べてわからない場合は、 周囲にいる詳しい人に聞きましょう。 ただし、自分でろくに調べもせずに質問していると、 時間泥棒扱いされて嫌われますから注意してください。

テストが多くて面倒

テスト

プログラマーにとってテストは重要かつ面倒な作業の1つです。
働いている時間の中で、 最も時間を費やすのがテストといってもいいくらいです。

通常、テストはテスト仕様書に基づいて行います。 単体テスト、結合テスト、システムテストと行ってバグを見つけます。 バグが見つかったらプログラムを修正してまた再度テスト。 修正してテスト、これの繰り返しです。テストの面倒さにうんざりします。

プログラマーはプログラムを作る作業だけだと思っている方もいるかもしれません。 しかし、テストといった地味で面倒な作業もプログラマーの仕事の一部です。

特に未経験からのプログラマーは、 最初はテスト要員として駆り出されるケースが多いです。 まずは誰でもできるテスト要員から入って、 徐々にプログラミングもやらせてもらえるようになります。

余談ですが、プログラミングをすることもなく、 テスト作業という単調な作業にだけ専念させられる人のことを 「IT土方」とも言います。IT土方はプログラマーよりもさらにきついです。

ドキュメントを書く機会が多い

ドキュメント

ドキュメントの作成に時間を割くのことも結構あります。

顧客に納品するのはソフトウェアなどのサービスだけでなく、 マニュアルや仕様書といったドキュメントも含まれます。 システムの仕様書からテストを行った時のテスト仕様書もあります。

システム仕様書はシステムエンジニア(SE)が書く事が多いです。 ですがテスト仕様書はプログラマーが作成する場合が多くあります。

プログラミングは好きだけど、ドキュメントを書くのは苦手という プログラマーが結構います。 そうしたプログラマーにとってドキュメント作成は地味で面倒な仕事の一つです。

常に新しい技術の勉強が必要

IT業界は常に新しい技術が出てきます。 ソフト面、ハード面でも変化が激しいです。

新しい技術についていくためには、常に勉強する必要があります。 普段は業務に追われていますから、勉強するのは主に業務時間外です。

未経験からのプログラマーはただでさえ覚えることが多いのに、 さらに新しい技術も学ぶのはかなり大変です。 常に走り続けない環境に疲れてしまう人も多くいます。

常駐先に左右される

働く場所に関しては、自社開発のプログラマーよりも、 顧客の会社に常駐して仕事をする常駐型のプログラマーの方が多くいます。

そして常駐型の場合、 きついかどうかは常駐先の環境に大きく左右されます

ホワイト企業に常駐する場合はラッキーです。 サービスのリリース前を除いては、残業はほとんどありません。 出勤時間もフレックスタイムで自由、服装もスーツではなく私服でOK、 といった環境です。

逆にブラック企業やブラックに近い企業に常駐する場合はきついです。 普段から残業が普通で帰りにくい雰囲気があります。 無駄な会議や書類づくりが多いのも残業が多い一因です。 服装もスーツ必須というように自由度が少ないのが特徴です。

常駐先を自分で決めることは難しいと思います。 ですが変更してもらいたい場合は会社にきちんと言った方が良いです。

未経験からのプログラマーが「きつい」状態を乗り越える方法

乗り越える

ブラック企業の場合

もしブラック企業の場合はそこから抜け出すことが大事です。 いればいるほど心身共に消耗し、安い給料でこき使われ続けます。

ブラック企業でもまだ学ぶことがある場合は、 学んでスキルアップしてから転職すると良いでしょう。 学ぶことがなくなったタイミングが天職するタイミングです。

学ぶことがない単純作業に従事させられている場合、 いわゆるIT土方になってしまっている場合は、 すぐにでも転職することを考えましょう。 そのままダラダラ居続けると手遅れになってしまいます。

未経験からのプログラマーでIT土方をやらされている場合は、 「スキルがまだないから転職したくてもできない」という意見もあります。 その意見はわかりますが、実際やってみると案外なんとかなるものです。

但し大事なのは自分一人で転職活動をやろうとしないことです。 転職エージェントを利用するなどして、他人の力を借りてください。 自分よりもIT業界の転職事情に詳しい人からアドバイスをもらいながら 転職活動をするほうが、成功確率が高くなります。

繰り返しますが、ブラック企業の場合は出来るだけ早く脱出してください。

ブラック企業でない場合

ブラック企業でない場合は、 今の場所を抜け出す必要はないので、努力を継続してください。

まずは周囲にいる優秀な人の仕事のやり方を真似ましょう。 真似しながら経験を積むうちに、仕事のコツがつかめてきます。

コツがつかめれば仕事が効率よくこなせるようになりますから、 時間的に余裕ができます。

新しい技術を学ぶには勉強会に参加するという手もあります。 ネットで検索すれば勉強会が結構開かれているのがわかります。 時間的に余裕ができればそうした勉強会に参加することもできます。

未経験からプログラマーは「きつい」だけではない。メリットもある

これまでは未経験かなのプログラマーは「きつい」という観点から見てきました。 ですが何事にも長所と短所があるように、 未経験からのプログラマーにもメリットはあります。

給料をもらいながら勉強できる

プログラミングのスキルが一番成長するのは、 机上の勉強よりも実践経験です。 つまり実務を通して学ぶことで早く成長できます。

ですから自分で勉強を続けるよりも、 早く就職して実践経験を積んだ方が良いのです。

未経験からのプログラマーなら、 最初は給料が低いかもしれません。 ですが、通常ならお金を払って得られるような知識と経験を、 給料をもらいながら得ることができるのですから得です。

将来の選択肢が増える

選択肢

入社した時は未経験でも実務経験を積むことで、 それ以後は経験者としてみなされます。

経験者になると、自分が歩む道のオプションが増えます。 例えば次のような選択肢です。

  • そのまま会社に残る
  • 条件の良い会社に転職する
  • フリーランスとして企業で働く
  • フリーランスとして自分で起業する

このように未経験から経験者になることで将来の選択肢が増えます。

まとめ:きつくても乗り越えられる

世の中には未経験からのプログラマーはきついからやめておけ、 というような情報がたくさんあります。

確かに残業が多かったり、休日対応もあったり、給料が安かったりといった きつい面もあります。 ですが経験を積むにつれて乗り越えられることですし、 未経験からプログラマーになって現在活躍している人はたくさんいます。 ですから必要以上に不安を抱かないようにしてください。

タイトルとURLをコピーしました