オムロン血圧計 HEM-1020とHEM-1021の違い
オムロンの上腕式血圧計HEM-1020とHEM-1021は、 どちらも高性能で使いやすい機種として人気がありますが、 いくつかの重要な違いがあります。この記事では、両モデルの特徴を比較し、その違いを詳しく解説します。
目次
HEM-1020
HEM-1020は、オムロンの上腕式血圧計の中でも信頼性の高いモデルです。このモデルは、正確な測定結果を提供するために設計されており、使いやすさも考慮されています。
主な特徴:
- インテリセンス技術を採用し、最適な加圧で測定
- 90回分の測定結果を記憶できるメモリ機能
- 朝の平均値表示機能で早朝高血圧の確認が可能
- 体動による測定ミスを検知し、お知らせする機能
- 見やすい大型液晶ディスプレイ
HEM-1020は、基本的な機能を備えた信頼性の高い血圧計として、多くのユーザーに支持されています。
HEM-1021
HEM-1021は、HEM-1020の後継機種として位置づけられ、より進化した機能を搭載しています。このモデルは、より正確な測定と使いやすさを追求しています。
主な特徴:
- 測定姿勢チェック表示機能で正確な測定をサポート
- らくらくサポート腕置きで正しい姿勢を保持
- ぴったりフィット腕帯で無駄な締め付けを軽減
- 17段階の血圧値レベル表示機能
- 早朝高血圧確認機能と朝/夜平均スイッチ
- 90回×2人分の測定結果を記憶できるメモリ機能
- ゲストモードでデータを記録せずに測定可能
HEM-1021は、より高度な機能と使いやすさを兼ね備えた上位モデルとして開発されています。
HEM-1020とHEM-1021の違い
- 測定姿勢チェック機能: HEM-1021には、正しい測定姿勢をとれているかを判断し、画面でお知らせする機能が搭載されています。これにより、より正確な測定が可能になります。
- 腕置きの改良: HEM-1021では、らくらくサポート腕置きが採用され、手の甲までしっかりと置けるようになりました。これにより、リラックスした状態で正しい姿勢を保ちやすくなっています。
- 腕帯の改良: HEM-1021は、ぴったりフィット腕帯を採用し、新しい加圧方式で無駄な締め付けを軽減しています。これにより、腕の太さに関係なく、最適な加圧で測定できるようになりました。
- 血圧値レベル表示: HEM-1021では、17段階の血圧値レベル表示機能が追加され、測定結果が家庭における高血圧の基準値を超えているかどうかを一目で確認できるようになりました。
- メモリ機能の拡張: HEM-1021は、2人分のデータを記録できるようになり、家族での使用がより便利になりました。
- ゲストモード: HEM-1021には、データを記録せずに測定できるゲストモードが追加されました。これにより、一時的な使用や他の人の測定にも対応できるようになっています。
- デザインの改良: HEM-1021は、左右どちらの腕でも使いやすいユニバーサルデザインを採用しています。
まとめ
HEM-1020とHEM-1021は、どちらも信頼性の高い上腕式血圧計ですが、HEM-1021はより進化した機能を備えています。正確な測定姿勢のサポート、改良された腕置きと腕帯、詳細な血圧値レベル表示、拡張されたメモリ機能など、HEM-1021は使いやすさと測定精度の向上に重点を置いて開発されています。
家庭での日常的な血圧管理を重視する方や、より詳細な血圧データを記録したい方には、HEM-1021がおすすめです。一方、基本的な機能で十分という方や、コストパフォーマンスを重視する方には、HEM-1020も十分な選択肢となるでしょう。
どちらのモデルを選択する場合も、定期的な血圧測定と記録は健康管理の重要な一部です。医療専門家のアドバイスを受けながら、自身の健康状態に合わせて適切な血圧計を選択することが大切です。