杉玉とスシローの違いは？居酒屋と回転ずし

杉玉とスシローは、どちらも「株式会社FOOD & LIFE COMPANIES」が展開する飲食店です。

杉玉が大衆寿司居酒屋、スシローが回転ずしチェーン店という大きな違いがあり、この違いに応じてメニューや価格帯、お店の雰囲気などさまざまな点が異なります。
この記事では両者の違いについて解説します。

杉玉（SUGIDAMA)

杉玉は正式名を「鮨酒肴杉玉」と言い、大衆寿司居酒屋として全国展開しています。「良いお酒ができるように」という願掛けの意味をもつ「杉玉」が店名の由来です。

2017年に1号店を出店し、現在では東京・神奈川などの関東圏、大阪・兵庫などの関西圏、福岡・熊本などの九州圏に 70店舗以上の店を展開しています。

杉玉の運営会社は「株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONS 」で、その親会社が「株式会社FOOD & LIFE COMPANIES 」です。

スシロー は日本全国に展開している回転ずしチェーン店です。元々は大阪にあった「鯛すし」の職人が、おいしいお寿司を多くの方に食べてもらいたい、という思いからスシローの事業が始まりました。

1984年に大阪に1号店（屋号：すし太郎）を出店し、現在では日本全国に600店舗以上出店しています。

スシローの運営会社は「株式会社あきんどスシロー」で、その親会社が「株式会社FOOD & LIFE COMPANIES」です。

杉玉は大衆寿司居酒屋です。 寿司居酒屋とは、寿司をメインのメニューとして、お酒も楽しめる居酒屋のことです。大衆向けのリーズナブルな価格で寿司、一品料理、お酒が楽しめます。

一方、スシローは回転ずしチェーン店です。 回転ずしとは、ベルトコンベアで運ばれる寿司を、客が自分で取るスタイルの寿司店のことです。回転ずしチェーン店としては、はま寿司、くら寿司などと同じく抜群の知名度があります。

杉玉のメニューは、メインの寿司、一品料理、天ぷら、サラダなど、お酒に合う料理が中心です。。お酒は日本酒の品ぞろえが充実しています。ランチタイム用にランチメニューもあり、握りのセットや寿司とうどんのセットなどのセットメニューがあります。

一方、スシローのメニューは、定番の寿司（にぎり、軍艦巻き）から季節限定の寿司まで、幅広く取り揃えています。サイドメニューも充実していて、寿司以外のラーメンやうどん、デザート等も楽しめます。

杉玉の価格は、300円台（税別）のメニューが中心です。 次に400円台というように居酒屋としてはリーズナブルな価格になっています。飲み物については大体500円前後の価格設定です。

一方、スシローの価格は、 100円台（税別）のメニューが中心となっており、次に200円台というように安い価格で気軽に楽しめるのが魅力です。

杉玉、スシロー共に地域や店舗によって価格に若干（数十円程度）の違いがあります。

杉玉は寿司居酒屋なので落ち着いた雰囲気のお店です。カウンタ―席、テーブル席、ボックス席、座敷席があり、利用するシーンに合わせて選べます。

一方、スシローは明るくカジュアルな雰囲気のお店です。カウンター席、テーブル席があり、一人で利用する場合はカウンター、ファミリーやグループで利用する場合はテーブル席が適しています。

杉玉とイチローは、業態やメニュー、価格、雰囲気などにおいて、さまざまな違いがあります。ご利用のシーンや目的に応じてどちらを選ぶか決めると良いでしょう。

落ち着いた雰囲気で寿司やお酒を楽しみたい場合は杉玉、家族やグループで気軽に寿司を楽しみたい場合はスシローがおすすめです。

杉玉とイチローの違いをまとめると下の表のようになります。